今回は「1万時間の法則」
よく聞かれる「1万時間の法則」って知っていますか?
マルコム・グラッドウェル氏が提唱した「あるスキルに熟達するには1万時間の練習が必要である」という言葉。
例えば毎日3時間練習したとすると、プロレベルになるのにかかるのは約10年ってところです。
賛否両論ありますが、今回はこれを賛美するわけでも否定するわけでもなく、「練習量」と「技術」という点で捉えてみたいと思います。
当たり前ですがなににおいてもプロのレベルになるのはそれ相当の練習量がいるのは当然です。
自分は何時間か考えてみましたが、2~3万時間は確実に弾いてると思います。
ただ正直、きっちり計ってないので良くわからない感覚はあります。
しかし、1万時間を越えただろう時期を考えるとその法則は当てはまっているような気もします。
ただある機関の研究によればチェスのグランドマスターの練習時間の平均は平均は約1万530時間とおおよそ法則どおりだったが、その内容は832時間から2万4284時間まで幅があったそうです。
音楽家は1万~3万時間とこれも差が大きいです。
まぁ当たり前ですが練習量だけではなく、効率の良い練習や集中している練習の方が何倍も効果的ですので人によって差が出てくるのだと思います。
では人はそれなりのスキルを習得するために1日何時間練習をすればいいのでしょうか?
正直これに関しては僕にも答えはわかりません。プロ志向の人なら大体3時間は弾くとは思いますが。。。。
ただこれだけはいえます。
・練習の意味を体で理解している人はそれなりのスキルをもてる。
ということです。
逆を言えば
・練習の意味を理解していない人の練習は練習の意味を理解している人の練習とくらべて数倍もの効率的な違いが出るとも言えます。
自分がしている練習が将来どこの部分でどんなスキルを持つことにどうやって結びつくのかを考えるということです。
これは意外にみなさんできていません。でもスキルが高い人はみなさんできています。
高いスキルを持っている人と話していて感じるのは感覚が違うということ。またスキルを持っている人が言う言葉はしばしばスキルを持っていない人を驚かせます。
ギターでも「指版が光って見える」とか言いますね。
まぁ弾くべき場所が明確に感覚でわかっているものの例えなんですけどね。。。ピカピカとは光りません 笑。
他にもありますよ。
「はじめて聴く曲の続きがある程度具体性を持って予見できる」
「街中で曲を聴くとコードのアレンジが何パターンもその曲の上にかぶさって聞こえる」
とか。
志が高い人は常に音楽の言葉ばかり考えているので発想の次元も違うというわけです。
まぁ本当に弾ける人は何時間弾かなきゃとかって考えません。好きこそものの上手なれ、放って置いても1万時間にはなります。それが結論ですかねぇ・・
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